レオポルトシュタット劇場を中心にウィーンで活躍し、ジングシュピールなど200余りの舞台作品や約30曲の交響曲を残したモラヴィア出身の作曲家、フルディナント・カウアー（1751-1831）の作品です。彼には「ウエリントンとブルッヒャーのワーテルロー付近での有名な会戦」という管弦楽曲があり、この、随所にプログラムが書き込まれた鍵盤ソナタもその流れを汲む作品といえるでしょう。
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