バルトーク
2台のピアノと打楽器のためのソナタ
自筆譜ファクシミリ版



27,500円(税込29,700円)
バルトークの代表作の一つであるとともに、多くの作曲家に多大な影響を与えた名曲の自筆譜がファクシミリ版で刊行されました。古典的な形式と数理と組み合わせた独自の均整美が秘められており、特に第1楽章ではソナタ形式の各部が拍単位までの正確な黄金比で構成されていることが指摘されています。それだけに自筆草稿はその緻密な創作過程が窺える貴重な資料といえるでしょう。
極めて保存状態が良い自筆譜が見事なカラー印刷で再現されており、抹消した部分(鉛筆書きか?)でもかなりの部分を読み取ることが可能です。
4点の興味深い解説はいずれも英語、ドイツ語の2カ国語で収録されています。
さらに、バルトークと夫人のディッタがピアノで加わった貴重な放送用録音を収録したCDが付いています。
極めて保存状態が良い自筆譜が見事なカラー印刷で再現されており、抹消した部分(鉛筆書きか?)でもかなりの部分を読み取ることが可能です。
4点の興味深い解説はいずれも英語、ドイツ語の2カ国語で収録されています。
さらに、バルトークと夫人のディッタがピアノで加わった貴重な放送用録音を収録したCDが付いています。
序文 |
---|
解説 |
・F.メイヤー、「ソナタ」の成立史と源泉資料 ・R.W.ワソン、調的構成とバルトークによる第1楽章の改訂 ・L.ヴィカーリウス、熟達したピアニズムと困難な状況:1940年11月のCBSラジオ録音 ・W.ラサート、音列と組織化:「ソナタ」とその作曲技法上の受容 |
ファクシミリ |
・自筆草稿スコア ・パウル・ザッハーの書き込み入り浄書フル・スコア |
補遺 |
・抹消のための貼り付けを含んだ状態の浄書譜 ・ディスコグラフィ |
CD |
・1940年のCBSラジオ録音:ベーラ・バルトーク、ディッタ・パーストリー(以上ピアノ)、H.J.ベイカー、E.J.ラブサム(以上打楽器) ・新録音:バガロー=ウィリアムズ・ピアノ・デュオ(ピアノ)、M.ヴュルシュ、C.ディアスターン(以上打楽器) |
解説 | F. Meyer, R.W. Wason, L. Vikarius, Rathert |
出版社 | Boosey & Hawkes |
出版年 | 2018 |
ページ数 | 162ページ+CD |
サイズ | 40 |
製本形態 | クロス装(ハードカバー) |
商品コード | 1501744503 |